【２Ｄ】NavMeshComponents を利用した経路移動処理の実装例��
最終更新：
orika_ex_miyako 2024年04月02日(火) 16:59:12履歴
NavMeshComponents と NavMeshAgent を利用した経路移動処理の実装例です。
２パターンの実装例を２つの手順に分けて解説します。なお、これら２つの教材はつながっていませんので、学習順番は任意です。��だけ、�い世院△任睫簑蠅△蠅泙擦鵝�
この手順においては、ゲーム内で障害物が動的に生成されることにより、再 Bake を自動的に行い、経路が変化するケースの実装例です。
上記の動画のように、障害物が経路内に移動してきたり生成されたタイミングで、すぐに新しい経路の再計算を行い、目的地を目指す機能です。
設計
NavMeshComponents は２Ｄでの NavMesh 機能の活用のほか、ゲーム内での動的な Bake を自動的に行う機能がついています。
これはインスペクターから設定可能です。
こちらの機能を利用すると、例えば障害物用のオブジェクトが生成されたり、移動したりすると、
即座に Bake のリビルド(リベイク)が走り、Bake 範囲を更新することが可能になります。
よって、その新しい Bake された範囲を利用して、新しい経路計算が行われるようになります。
事前準備と Bake
事前の準備としては、【２Ｄ】NavMeshComponents を利用した経路移動処理の実装例��の学習と実装が終了していることを前提としています。
下記の参考画像のように、タイルマップ上に移動可能なルートが Bake されていることを確認してください。
画面右端の黒い部分が目標地点です。
NavMeshBuilder2D コンポーネントの設定
Update Method の設定を Manual ではなく Update、あるいは Fixed Update に設定しておくことで、
ゲーム実行中において、障害物などが追加されたり移動した場合、Update メソッドのタイミングで再度 Bake が行われるようになります。
基本的には Update の設定で問題ありません。
インスペクター画像
Update Async にチェックを入れておくと、内部で AsyncOperation クラスを利用した非同期処理による Bake が行われるようになります。
(ただし、AsyncOperation が private なメンバ変数であるため、外部からの活用ができるようにはなっていません。)
こちらも基本的にはチェックは不要です。
障害物用のオブジェクトの作成
任意に作成してください。
下記はサンプルです。
サンプル画像
サンプル画像
NavMeshSourceTag2D コンポーネントをアタッチし、Area を 1 に設定します。
初期設定では 1 に設定することで、Bake 時に経路対象から除外されたオブジェクト(障害物扱い)になります。
外部からの接触判定に対応にするため、Tag を Wall に設定した上、
オブジェクトの形状に応じた２Ｄ用コライダーと Rigidbody2D コンポーネントをアタッチしています。
外部からの接触で障害物が移動しないように、Freeze Position や Freeze Rotation のチェックを入れておいてもよいでしょう。
適宜、自分のプロジェクトに合わせて作成してください。
プレハブにしておくことで動的生成に対応できます。
また専用のクラスをアタッチしておくと、障害物の挙動(画像の差し替え、耐久力設定など)も制御できます。
障害物用のオブジェクトの仮配置
作成した障害物用のオブジェクトを Bake されている経路の上に配置してください。
NavMeshBuilder2D コンポーネントの Bake On Enable にチェックが入っており、
Update Method を Update に設定しているとエディター上でも自動的に Bake が実行され、経路が更新されます。
自動的に更新されない場合には Bake ボタンを押してください。
障害物として認識されると Bake 内容が更新されたときに障害物地点の経路がなくなります。
↓
NavMeshAgent の機能として、目的地が変わらなければルートを再計算して目的地を目指します。
そのため、ゲーム内で動的に Bake が実行されれば、エージェントの目的地までの経路はゲーム内でも自動的に変わります。
プロジェクトへの導入
上記までの手順を実装していけば、動的な Bake の対応が可能になっていますので、
従来の NavMeshAgent と組み合わせることで、エージェントのゲームオブジェクトが自動的に経路を変えながら目的地を目指します。
次の手順は障害物を配置したタイミングではなく、敵が障害物に接触したタイミングで Bake を行うように対応したケースです。
こちらではタワーディフェンスの教材をベースにサンプルコードも提示します。
=> 【２Ｄ】NavMeshComponents を利用した経路移動処理の実装例��
２パターンの実装例を２つの手順に分けて解説します。なお、これら２つの教材はつながっていませんので、学習順番は任意です。��だけ、�い世院△任睫簑蠅△蠅泙擦鵝�
この手順においては、ゲーム内で障害物が動的に生成されることにより、再 Bake を自動的に行い、経路が変化するケースの実装例です。
上記の動画のように、障害物が経路内に移動してきたり生成されたタイミングで、すぐに新しい経路の再計算を行い、目的地を目指す機能です。
設計 
NavMeshComponents は２Ｄでの NavMesh 機能の活用のほか、ゲーム内での動的な Bake を自動的に行う機能がついています。
これはインスペクターから設定可能です。
こちらの機能を利用すると、例えば障害物用のオブジェクトが生成されたり、移動したりすると、
即座に Bake のリビルド(リベイク)が走り、Bake 範囲を更新することが可能になります。
よって、その新しい Bake された範囲を利用して、新しい経路計算が行われるようになります。
事前準備と Bake
事前の準備としては、【２Ｄ】NavMeshComponents を利用した経路移動処理の実装例��の学習と実装が終了していることを前提としています。
下記の参考画像のように、タイルマップ上に移動可能なルートが Bake されていることを確認してください。
画面右端の黒い部分が目標地点です。
NavMeshBuilder2D コンポーネントの設定
Update Method の設定を Manual ではなく Update、あるいは Fixed Update に設定しておくことで、
ゲーム実行中において、障害物などが追加されたり移動した場合、Update メソッドのタイミングで再度 Bake が行われるようになります。
基本的には Update の設定で問題ありません。
インスペクター画像
Update Async にチェックを入れておくと、内部で AsyncOperation クラスを利用した非同期処理による Bake が行われるようになります。
(ただし、AsyncOperation が private なメンバ変数であるため、外部からの活用ができるようにはなっていません。)
こちらも基本的にはチェックは不要です。
障害物用のオブジェクトの作成
任意に作成してください。
下記はサンプルです。
サンプル画像
サンプル画像
NavMeshSourceTag2D コンポーネントをアタッチし、Area を 1 に設定します。
初期設定では 1 に設定することで、Bake 時に経路対象から除外されたオブジェクト(障害物扱い)になります。
外部からの接触判定に対応にするため、Tag を Wall に設定した上、
オブジェクトの形状に応じた２Ｄ用コライダーと Rigidbody2D コンポーネントをアタッチしています。
外部からの接触で障害物が移動しないように、Freeze Position や Freeze Rotation のチェックを入れておいてもよいでしょう。
適宜、自分のプロジェクトに合わせて作成してください。
プレハブにしておくことで動的生成に対応できます。
また専用のクラスをアタッチしておくと、障害物の挙動(画像の差し替え、耐久力設定など)も制御できます。
障害物用のオブジェクトの仮配置
作成した障害物用のオブジェクトを Bake されている経路の上に配置してください。
NavMeshBuilder2D コンポーネントの Bake On Enable にチェックが入っており、
Update Method を Update に設定しているとエディター上でも自動的に Bake が実行され、経路が更新されます。
自動的に更新されない場合には Bake ボタンを押してください。
障害物として認識されると Bake 内容が更新されたときに障害物地点の経路がなくなります。
↓
NavMeshAgent の機能として、目的地が変わらなければルートを再計算して目的地を目指します。
そのため、ゲーム内で動的に Bake が実行されれば、エージェントの目的地までの経路はゲーム内でも自動的に変わります。
プロジェクトへの導入
上記までの手順を実装していけば、動的な Bake の対応が可能になっていますので、
従来の NavMeshAgent と組み合わせることで、エージェントのゲームオブジェクトが自動的に経路を変えながら目的地を目指します。
次の手順は障害物を配置したタイミングではなく、敵が障害物に接触したタイミングで Bake を行うように対応したケースです。
こちらではタワーディフェンスの教材をベースにサンプルコードも提示します。
=> 【２Ｄ】NavMeshComponents を利用した経路移動処理の実装例��
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