追加された行はこの色です。
削除された行はこの色です。
ポップアップ内に SelectCharaDetail ゲームオブジェクトを複数生成し、CharaData クラスの情報に基づいて、異なる内容のゲームオブジェクトとして振る舞わせます。
生成時には最初に生成された SelectCharaDetail ゲームオブジェクトの情報を初期値としてポップアップ内に設定します。
SelectCharaDetail ゲームオブジェクトをタップ(クリック)すると、選択した SelectCharaDetail ゲームオブジェクト内に管理している CharaData クラスの情報を
ポップアップ内の表示に反映する制御を行います。
この手順が完成したら、次の手順で、選択しているキャラをタイルマップに配置する処理を実装します。
''＜実装動画＞''
&ref(https://image01.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/EcMIeEi5Vy.gif, 50%)
&video(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/miON0lb1yi.webm){600, 350}
以下の内容で実装を進めていきます。
=|PERL|
||=
----
新しい学習内容は、以下の通りです。
=|PERL|
・シングルトンデザインパターンによるクラスの作成
・スクリプタブル・オブジェクトの活用方法��
・for 文と Grid Layout Group コンポーネントを利用したインスタンシエイト処理の実装例
||=
----
*３７．DataBaseManager スクリプトを作成し、CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクトを利用できる状態にする
**１．設計
この手順では、配置するキャラを選択するボタンの自動生成に加えて、''スクリプタブル・オブジェクトを利用して１つのプレファブから異なるキャラの配置用のボタンを作り出す方法''を学習していきます。
----
CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクトにエネミーのデータを登録しました。
スクリプタブル・オブジェクトは、スクリプト内に同名の型名で変数を作成することで利用することが可能になります。
''＜スクリプタブル・オブジェクトを利用できる状態にする＞''
=|PERL|
public CharaDataSO charaDataSO;
||=
上記のように変数として宣言することにより、変数を利用してスクリプタブル・オブジェクトの情報をゲーム内に利用することが出来ます。
宣言の方法は他の変数と変わりません。また、public 修飾子にして宣言しておくことにより、
インスペクターより登録が出来る他、外部のスクリプトからも参照して利用することが可能です。これも他の変数と同じです。
----
**２．DataBaseManager スクリプトを作成する
スクリプタブル・オブジェクトは今後も増えていく可能性がありますので、特定のクラスに専属で管理をさせることにより、
すべての処理をそのクラス経由で参照する設計にします。
そのためのクラスとして DataBaseManager クラスをシングルトンデザインパターンとして作成しておきます。
DataBaseManager.cs
[+] <= クリックすると開きます
=|BOX|
using UnityEngine;
public class DataBaseManager : MonoBehaviour
{
public static DataBaseManager instance;
public CharaDataSO charaDataSO;
void Awake() {
if (instance == null) {
instance = this;
DontDestroyOnLoad(gameObject);
} else {
Destroy(gameObject);
}
}
}
||=
[END]
スクリプトを作成したらセーブします。
----
**３．＜シングルトンデザインパターンによるクラスの作成＞
''シングルトン''とは、数多くある''デザインパターン''の１つです。
''そのクラスのインスタンスが必ず１つであることを保証する''デザインパターンのことを言います。
DataBaseManager クラスでは、このシングルトンを採用しています。
つまり、ゲーム中を通じて、この ''DataBaseManager クラスが１つしか存在できない''ようになります。
実装例は複数ありますが、一番読みやすい方式で記述しています。
----
''＜シングルトンデザインパターンのクラスの作成方法＞''
=|PERL|
public static DataBaseManager instance; // クラス名と同名の型を static で宣言する
private void Awake() {
if (instance == null) {
instance = this;
DontDestroyOnLoad(gameObject);
} else {
Destroy(gameObject);
}
}
||=
----
ポイントは、''自分自身の DataBaseManager 型を static 修飾子付きの instance 変数として宣言している''ことです。
この ''instance 変数が DataBaseManager クラス自身が代入された情報として利用する''ことになります。
Awake メソッドを利用して、instance 変数が null (空っぽ) である場合には、DataBaseManager クラス(this)を代入します。
次の DontDestroyOnLoad メソッドは Unity が用意しているメソッドで、引数に指定されたゲームオブジェクトは''シーン遷移をしても破壊されてないゲームオブジェクト''になります。
この DontDestroyOnLoad メソッドはシングルトンデザインパターンにする際に''一緒に用いられることが多い''です(この DontDestroyOnLoad メソッド機能自体はシングルトンへの関連はありません)。
そして instance 変数が null ではない場合、つまり、２つ目以降の複数の DataBaseManager クラスが存在する場合には、その DataBaseManager クラスのゲームオブジェクトを Destroy します。
この手順により、''DataBaseManager クラスがアタッチされているゲームオブジェクトが常にヒエラルキー上に１つしか存在しない状態を作り出しています''。
このシングルトンによって''インスタンスが１つか生成されないことが保証されます''ので、
逆説的に考えると、この ''DataBaseManager クラスへの参照は、いずれのクラスからであっても変数を介さずに参照を行える''ようになります。
----
例えば、NonPlayerCharacter というクラスがあり、その NonPlayerCharacter クラスを持つゲームオブジェクトが５つあった場合、
「''どの''」NonPlayerCharacter クラスであるかを確定できないと、対象となる NonPlayerCharacter クラスへは参照できません。
そのため、NonPlayerCharacter 型の変数を用意して、その変数へ参照したい NonPlayerCharacter クラスを代入することによって、
はじめて NonPlayerCharacter クラスの情報を扱うことができるようになります。これが情報を扱う際の基本的な処理になります。
ですがシングルトンである DataBaseManager クラスの場合には、このインスタンスは常に１つしかないことが保証されていますので、
「''どの''」という指定の部分が''不要''になります。よってクラスの特定ができているため、''変数への代入が不要''になります。
DataBaseManager という指定はすなわち、自動的にただ１つの DataBaseManager クラスの参照が行われることになるためです。
この機能を利用して DataBaseManager クラスを作成しておくことで、どのクラスからでも参照しやすい設計にしておきます。
----
**４．DataBaseManager ゲームオブジェクトを作成し、DataBaseManager スクリプトをアタッチして設定を行う
ヒエラルキーの空いている場所で右クリックをしてメニューを開き、Create Empty を選択します。
新しいゲームオブジェクトが作成されますので、名前を DataBaseManager に変更します。
このゲームオブジェクトに、先ほど作成した DataBaseManager スクリプトをドラッグアンドドロップしてアタッチしてください。
''ヒエラルキー画像''
&ref(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/hma7IOtpeN.png, 35%)
アサイン情報が表示されていますので、Datas フォルダ内にある CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクト(スクリプトではないアセットの方)を
ドラッグアンドドロップしてアサインしてください。これでゲーム内でスクリプタブル・オブジェクトの情報を参照して利用することが可能になりました。
''インスペクター画像''
&ref(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/MejBviDTcD.png, 35%)
以上で設定は完了です。
----
*３８．PlacementCharaSelectPopUp スクリプトと CharaGenerator スクリプトを修正し、DataBaseManager スクリプトからスクリプタブル・オブジェクトの情報を利用して SelectCharaDetail ゲームオブジェクトを設定する
**１．設計
DataBaseManager スクリプトにキャラ用のデータベースである CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクトを登録しました。
これでこの情報をゲーム内に運用できるようになりましたので、スクリプタブル・オブジェクトにあるキャラの情報群を利用して、キャラのボタンの設定を行う処理を実装します。
これらの実装が完成したら、前回の手順で SelectCharaDetail スクリプト内にコメントアウトしてある処理のコメントアウトを解除します。
----
**２．PlacementCharaSelectPopUp スクリプトを修正する
キャラのボタンを押すたびに、そのボタンにアタッチされている SelectCharaDetail クラス内で管理している CharaData クラスの情報をポップアップ内に反映する機能を実装します。
制御する機能が多いため、多くの変数を追加することになります。変数名とアサインするゲームオブジェクトの名称を同じにしておくと分かりやすくなります。
PlacementCharaSelectPopUp.cs
[+]
=|BOX|
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
using UnityEngine.UI;
using DG.Tweening;
public class PlacementCharaSelectPopUp : MonoBehaviour
{
[SerializeField]
private Button btnClosePopUp;
[SerializeField]
private Button btnChooseChara;
[SerializeField]
private CanvasGroup canvasGroup;
private CharaGenerator charaGenerator;
////* 新しい変数の宣言を１０こ追加 *////
// 制御を行いたい各コンポーネントの情報をアサインするための変数群を追加する
[SerializeField]
private Image imgPickupChara;
[SerializeField]
private Text txtPickupCharaName;
[SerializeField]
private Text txtPickupCharaAttackPower;
[SerializeField]
private Text txtPickupCharaAttackRangeType;
[SerializeField]
private Text txtPickupCharaCost;
[SerializeField]
private Text txtPickupCharaMAxAttackCount;
[SerializeField]
private SelectCharaDetail selectCharaDetailPrefab; // キャラのボタン用のプレファブをアサインする
[SerializeField]
private Transform selectCharaDetailTran; // キャラのボタンを生成する位置をアサインする
[SerializeField]
private List<SelectCharaDetail> selectCharaDetailsList = new List<SelectCharaDetail>(); // 生成したキャラのボタンを管理する
private CharaData chooseCharaData; // 現在選択しているキャラの情報を管理する
////* ここまで *////
/// <summary>
/// ポップアップの設定
/// </summary>
/// <param name="charaGenerator"></param>
/// <param name="haveCharaDataList"></param>
public void SetUpPlacementCharaSelectPopUp(CharaGenerator charaGenerator, List<CharaData> haveCharaDataList) { // <= ☆ 第2引数を追加します
this.charaGenerator = charaGenerator;
// TODO 他に設定項目があったら追加する
// 一度見えない状態にする
canvasGroup.alpha = 0;
// 各ボタンの操作を押せない状態にする
SwithcActivateButtons(false);
////* TODO を実装する *////
// スクリプタブル・オブジェクトに登録されているキャラ分(引数で受け取った情報)を利用して
for (int i = 0; i < haveCharaDataList.Count; i++) {
// ボタンのゲームオブジェクトを生成
SelectCharaDetail selectCharaDetail = Instantiate(selectCharaDetailPrefab, selectCharaDetailTran, false);
// ボタンのゲームオブジェクトの設定(CharaData を設定する)
selectCharaDetail.SetUpSelectCharaDetail(this, haveCharaDataList[i]);
// List に追加
selectCharaDetailsList.Add(selectCharaDetail);
// 最初に生成したボタンの場合
if (i == 0) {
// 選択しているキャラとして初期値に設定
SetSelectCharaDetail(haveCharaDataList[i]);
}
}
////* ここまで *////
// 各ボタンにメソッドを登録
btnChooseChara.onClick.AddListener(OnClickSubmitChooseChara);
btnClosePopUp.onClick.AddListener(OnClickClosePopUp);
// 各ボタンを押せる状態にする
SwithcActivateButtons(true);
}
/// <summary>
/// 各ボタンのアクティブ状態の切り替え
/// </summary>
/// <param name="isSwitch"></param>
public void SwithcActivateButtons(bool isSwitch) {
btnChooseChara.interactable = isSwitch;
btnClosePopUp.interactable = isSwitch;
}
/// <summary>
/// ポップアップの表示
/// </summary>
public void ShowPopUp() {
// TODO 各キャラのボタンの制御
// ポップアップの表示
canvasGroup.DOFade(1.0f, 0.5f);
}
/// <summary>
/// 選択しているキャラを配置するボタンを押した際の処理
/// </summary>
private void OnClickSubmitChooseChara() {
// TODO コストの支払いが可能か最終確認
// TODO 選択しているキャラの生成
// ポップアップの非表示
HidePopUp();
}
/// <summary>
/// 配置を止めるボタンを押した際の処理
/// </summary>
private void OnClickClosePopUp() {
// ポップアップの非表示
HidePopUp();
}
/// <summary>
/// ポップアップの非表示
/// </summary>
private void HidePopUp() {
// TODO 各キャラのボタンの制御
// ポップアップの非表示
canvasGroup.DOFade(0, 0.5f).OnComplete(() => charaGenerator.InactivatePlacementCharaSelectPopUp());
}
////* メソッドを１つ追加 *////
/// <summary>
/// 選択された SelectCharaDetail の情報をポップアップ内のピックアップに表示する
/// </summary>
/// <param name="charaData"></param>
public void SetSelectCharaDetail(CharaData charaData) {
chooseCharaData = charaData;
// 各値の設定
imgPickupChara.sprite = charaData.charaSprite;
txtPickupCharaName.text = charaData.charaName;
txtPickupCharaAttackPower.text = charaData.attackPower.ToString();
txtPickupCharaAttackRangeType.text = charaData.attackRange.ToString();
txtPickupCharaCost.text = charaData.cost.ToString();
txtPickupCharaMAxAttackCount.text = charaData.maxAttackCount.ToString();
}
////* ここまで *////
}
||=
[END]
スクリプトを修正したらセーブします。
続いては PlacementCharaSelectPopUp ゲームオブジェクトの設定を行いたいのですが、
今回新しく PlacementCharaSelectPopUp スクリプトの SetUpPlacementCharaSelectPopUp メソッドの引数を追加しているため、
その呼び出し命令が書いてある CharaGenerator スクリプト側にエラーが表示されます。
そのため、先に CharaGenerator スクリプトを修正し、コンパイルエラーがなくなってから、各変数にアサインを行うようにします。
----
**３．CharaGenerator スクリプトを修正する
キャラを生成するための情報を List に入れて管理を行うように、変数の追加を行います。
こちらの List には、DataBaseManager クラスにある CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクトを参照して、実際に登録されている CharaData を取り込み、利用できるようにします。
この処理もメソッドとして準備しておくようにします。処理単位でまとめていくことを覚えていきましょう。
TODO の処理の実装を行いながら、CharaData を反映して配置用のキャラのデータをポップアップへと引数を利用して情報を渡すようにします。
この処理により、ポップアップ内でボタン用のデータの情報が届くようになりますので、各ボタンの情報に CharaData を１つずつ反映させてボタンを生成することが出来るようになります。
処理の全体の流れを把握しながら実装を行っていくようにしてみてください。
PlacementSelectCharaPopUp スクリプトとの繋がりをしっかりと理解しておくことが必要になります。
CharaGenerator.cs
[+] <= クリックすると開きます。
=|BOX|
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
using UnityEngine.Tilemaps;
public class CharaGenerator : MonoBehaviour
{
[SerializeField]
private GameObject charaPrefab;
[SerializeField]
private Grid grid; // Base 側の Grid を指定する
[SerializeField]
private Tilemap tilemaps; // Walk 側の Tilemap を指定する
[SerializeField]
private PlacementCharaSelectPopUp placementCharaSelectPopUpPrefab; // PlacementCharaSelectPopUp プレファブゲームオブジェクトをアサイン用
[SerializeField]
private Transform canvasTran; // PlacementCharaSelectPopUp ゲームオブジェクトの生成位置の登録用
////* 新しい変数の宣言を１つ追加 *////
[SerializeField, Header("キャラのデータリスト")]
private List<CharaData> charaDatasList = new List<CharaData>();
////* ここまで *////
private PlacementCharaSelectPopUp placementCharaSelectPopUp; // 生成された PlacementCharaSelectPopUp ゲームオブジェクトを代入するための変数
private GameManager gameManager;
private Vector3Int gridPos;
void Update()
{
// TODO 配置できる最大キャラ数に達している場合には配置できない
// 画面をタップ(マウスクリック)し、かつ、配置キャラポップアップが非表示状態なら
if (Input.GetMouseButtonDown(0) && !placementCharaSelectPopUp.gameObject.activeSelf) {
// タップ(マウスクリック)の位置を取得してワールド座標に変換し、それをさらにタイルのセル座標に変換
gridPos = grid.WorldToCell(Camera.main.ScreenToWorldPoint(Input.mousePosition));
// タップした位置のタイルのコライダーの情報を確認し、それが None であるなら
if (tilemaps.GetColliderType(gridPos) == Tile.ColliderType.None) {
// 配置キャラ選択用ポップアップの表示
ActivatePlacementCharaSelectPopUp();
}
}
}
/// <summary>
/// キャラ生成
/// </summary>
/// <param name="gridPos"></param>
private void CreateChara(Vector3Int gridPos) {
// タップした位置にキャラを生成して配置
GameObject chara = Instantiate(charaPrefab, gridPos, Quaternion.identity);
// キャラの位置がタイルの左下を 0,0 として生成しているので、タイルの中央にくるように位置を調整
chara.transform.position = new Vector2(chara.transform.position.x + 0.5f, chara.transform.position.y + 0.5f);
}
/// <summary>
/// 設定
/// </summary>
/// <param name="gameManager"></param>
/// <returns></returns>
public IEnumerator SetUpCharaGenerator(GameManager gameManager) {
this.gameManager = gameManager;
// TODO ステージのデータを取得
////* TODO の処理を実装 *////
// キャラのデータをリスト化
CreateHaveCharaDatasList();
////* ここまで *////
// キャラ配置用のポップアップの生成
yield return StartCoroutine(CreatePlacementCharaSelectPopUp());
}
/// <summary>
/// 配置キャラ選択用ポップアップ生成
/// </summary>
/// <returns></returns>
private IEnumerator CreatePlacementCharaSelectPopUp() {
// ポップアップを生成
placementCharaSelectPopUp = Instantiate(placementCharaSelectPopUpPrefab, canvasTran, false);
////* TODO の処理を実装 *////
// ポップアップの設定。キャラ設定用の情報も渡す
placementCharaSelectPopUp.SetUpPlacementCharaSelectPopUp(this, charaDatasList); // <= ☆ 第2引数を追加します
////* ここまで *////
// ポップアップを非表示にする
placementCharaSelectPopUp.gameObject.SetActive(false);
yield return null;
}
/// <summary>
/// 配置キャラ選択用のポップアップの表示
/// </summary>
public void ActivatePlacementCharaSelectPopUp() {
// TODO ゲームの進行状態をゲーム停止に変更
// TODO すべての敵の移動を一時停止
// 配置キャラ選択用のポップアップの表示
placementCharaSelectPopUp.gameObject.SetActive(true);
placementCharaSelectPopUp.ShowPopUp();
}
/// <summary>
/// 配置キャラ選択用のポップアップの非表示
/// </summary>
public void InactivatePlacementCharaSelectPopUp() {
// 配置キャラ選択用のポップアップの非表示
placementCharaSelectPopUp.gameObject.SetActive(false);
// TODO ゲームオーバーやゲームクリアではない場合
// TODO ゲームの進行状態をプレイ中に変更して、ゲーム再開
// TODO すべての敵の移動を再開
// TODO カレンシーの加算処理を再開
}
////* メソッドを１つ追加 *////
/// <summary>
/// キャラのデータをリスト化
/// </summary>
private void CreateHaveCharaDatasList() {
// CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクト内の CharaData を１つずつリストに追加
// TODO スクリプタブル・オブジェクトではなく、実際にプレイヤーが所持しているキャラの番号を元にキャラのデータのリストを作成
for (int i = 0; i < DataBaseManager.instance.charaDataSO.charaDatasList.Count; i++) {
charaDatasList.Add(DataBaseManager.instance.charaDataSO.charaDatasList[i]);
}
}
////* ここまで *////
}
||=
[END]
スクリプトを修正したら忘れずにセーブをします。
----
**４．CharaGenerator ゲームオブジェクトの確認を行う
新しく追加した CharaDatasList 変数が表示されていることを確認します。
Size は 0 のままで問題ありません。ゲームを実行した際に CreateHaveCharaDatasList() メソッドが実行されて
こちらに CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクトに登録されているすべての CharaData が順番に登録されることになります。
''インスペクター画像''
&ref(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/FbQ_wS0THX.png, 35%)
----
**５．PlacementCharaSelectPopUp ゲームオブジェクトの設定を行う
新しく宣言した変数がたくさんありますので、間違えないようにアサインを行ってください。
ゲームオブジェクトの名称と変数名を同一にしておくことにより、アサイン先を分かりやすくでき、かつ、アサイン間違えを防止することに役立ちます。
そういった部分も考えながら名称については準備してください。
''インスペクター画像''
&ref(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/NqYPgjGJrf.png, 35%)
----
**６．ゲームを実行して動作を確認する
ゲームを実行した際に、どの処理が、どのように動いていることで、ポップアップ内に
配置用のキャラのボタンが並んで生成されるようになっているのかを分かった上で確認していくようにしましょう。
CharaGenerator クラスの List には、DataBaseManager クラスの CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクトを参照して、
登録されている CharaData の List が作成されるようになります。
この情報をポップアップに渡すことにより、ポップアップが表示された際に、同じキャラのボタンでありながらも
異なる画像や情報を持つボタンが List の数分だけ生成されていることが分かります。
PlacementSelectCharaPopUp ゲームオブジェクト内の Content ゲームオブジェクトの子オブジェクトとして
SelectCharaDetail ゲームオブジェクトが複数生成されてボタンとして表示されていますので、そちらもヒエラルキーから確認をしておくことで
スクリプトの処理を理解する助けになります。
''CharaGenerator ゲームオブジェクトのインスペクター画像''
&ref(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/VXy9XkDoMC.png, 35%)
''＜実装動画＞''
&video(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/miON0lb1yi.webm){600, 350}
----
以上でこの手順は終了です。
次は ''%%%[[手順２２ −ポップアップ内で選択しているキャラの生成処理の実装−>２Ｄタワーディフェンス 手順２２]]%%%'' です。
生成時には最初に生成された SelectCharaDetail ゲームオブジェクトの情報を初期値としてポップアップ内に設定します。
SelectCharaDetail ゲームオブジェクトをタップ(クリック)すると、選択した SelectCharaDetail ゲームオブジェクト内に管理している CharaData クラスの情報を
ポップアップ内の表示に反映する制御を行います。
この手順が完成したら、次の手順で、選択しているキャラをタイルマップに配置する処理を実装します。
''＜実装動画＞''
&ref(https://image01.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/EcMIeEi5Vy.gif, 50%)
&video(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/miON0lb1yi.webm){600, 350}
以下の内容で実装を進めていきます。
=|PERL|
||=
----
新しい学習内容は、以下の通りです。
=|PERL|
・シングルトンデザインパターンによるクラスの作成
・スクリプタブル・オブジェクトの活用方法��
・for 文と Grid Layout Group コンポーネントを利用したインスタンシエイト処理の実装例
||=
----
*３７．DataBaseManager スクリプトを作成し、CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクトを利用できる状態にする
**１．設計
この手順では、配置するキャラを選択するボタンの自動生成に加えて、''スクリプタブル・オブジェクトを利用して１つのプレファブから異なるキャラの配置用のボタンを作り出す方法''を学習していきます。
----
CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクトにエネミーのデータを登録しました。
スクリプタブル・オブジェクトは、スクリプト内に同名の型名で変数を作成することで利用することが可能になります。
''＜スクリプタブル・オブジェクトを利用できる状態にする＞''
=|PERL|
public CharaDataSO charaDataSO;
||=
上記のように変数として宣言することにより、変数を利用してスクリプタブル・オブジェクトの情報をゲーム内に利用することが出来ます。
宣言の方法は他の変数と変わりません。また、public 修飾子にして宣言しておくことにより、
インスペクターより登録が出来る他、外部のスクリプトからも参照して利用することが可能です。これも他の変数と同じです。
----
**２．DataBaseManager スクリプトを作成する
スクリプタブル・オブジェクトは今後も増えていく可能性がありますので、特定のクラスに専属で管理をさせることにより、
すべての処理をそのクラス経由で参照する設計にします。
そのためのクラスとして DataBaseManager クラスをシングルトンデザインパターンとして作成しておきます。
DataBaseManager.cs
[+] <= クリックすると開きます
=|BOX|
using UnityEngine;
public class DataBaseManager : MonoBehaviour
{
public static DataBaseManager instance;
public CharaDataSO charaDataSO;
void Awake() {
if (instance == null) {
instance = this;
DontDestroyOnLoad(gameObject);
} else {
Destroy(gameObject);
}
}
}
||=
[END]
スクリプトを作成したらセーブします。
----
**３．＜シングルトンデザインパターンによるクラスの作成＞
''シングルトン''とは、数多くある''デザインパターン''の１つです。
''そのクラスのインスタンスが必ず１つであることを保証する''デザインパターンのことを言います。
DataBaseManager クラスでは、このシングルトンを採用しています。
つまり、ゲーム中を通じて、この ''DataBaseManager クラスが１つしか存在できない''ようになります。
実装例は複数ありますが、一番読みやすい方式で記述しています。
----
''＜シングルトンデザインパターンのクラスの作成方法＞''
=|PERL|
public static DataBaseManager instance; // クラス名と同名の型を static で宣言する
private void Awake() {
if (instance == null) {
instance = this;
DontDestroyOnLoad(gameObject);
} else {
Destroy(gameObject);
}
}
||=
----
ポイントは、''自分自身の DataBaseManager 型を static 修飾子付きの instance 変数として宣言している''ことです。
この ''instance 変数が DataBaseManager クラス自身が代入された情報として利用する''ことになります。
Awake メソッドを利用して、instance 変数が null (空っぽ) である場合には、DataBaseManager クラス(this)を代入します。
次の DontDestroyOnLoad メソッドは Unity が用意しているメソッドで、引数に指定されたゲームオブジェクトは''シーン遷移をしても破壊されてないゲームオブジェクト''になります。
この DontDestroyOnLoad メソッドはシングルトンデザインパターンにする際に''一緒に用いられることが多い''です(この DontDestroyOnLoad メソッド機能自体はシングルトンへの関連はありません)。
そして instance 変数が null ではない場合、つまり、２つ目以降の複数の DataBaseManager クラスが存在する場合には、その DataBaseManager クラスのゲームオブジェクトを Destroy します。
この手順により、''DataBaseManager クラスがアタッチされているゲームオブジェクトが常にヒエラルキー上に１つしか存在しない状態を作り出しています''。
このシングルトンによって''インスタンスが１つか生成されないことが保証されます''ので、
逆説的に考えると、この ''DataBaseManager クラスへの参照は、いずれのクラスからであっても変数を介さずに参照を行える''ようになります。
----
例えば、NonPlayerCharacter というクラスがあり、その NonPlayerCharacter クラスを持つゲームオブジェクトが５つあった場合、
「''どの''」NonPlayerCharacter クラスであるかを確定できないと、対象となる NonPlayerCharacter クラスへは参照できません。
そのため、NonPlayerCharacter 型の変数を用意して、その変数へ参照したい NonPlayerCharacter クラスを代入することによって、
はじめて NonPlayerCharacter クラスの情報を扱うことができるようになります。これが情報を扱う際の基本的な処理になります。
ですがシングルトンである DataBaseManager クラスの場合には、このインスタンスは常に１つしかないことが保証されていますので、
「''どの''」という指定の部分が''不要''になります。よってクラスの特定ができているため、''変数への代入が不要''になります。
DataBaseManager という指定はすなわち、自動的にただ１つの DataBaseManager クラスの参照が行われることになるためです。
この機能を利用して DataBaseManager クラスを作成しておくことで、どのクラスからでも参照しやすい設計にしておきます。
----
**４．DataBaseManager ゲームオブジェクトを作成し、DataBaseManager スクリプトをアタッチして設定を行う
ヒエラルキーの空いている場所で右クリックをしてメニューを開き、Create Empty を選択します。
新しいゲームオブジェクトが作成されますので、名前を DataBaseManager に変更します。
このゲームオブジェクトに、先ほど作成した DataBaseManager スクリプトをドラッグアンドドロップしてアタッチしてください。
''ヒエラルキー画像''
&ref(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/hma7IOtpeN.png, 35%)
アサイン情報が表示されていますので、Datas フォルダ内にある CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクト(スクリプトではないアセットの方)を
ドラッグアンドドロップしてアサインしてください。これでゲーム内でスクリプタブル・オブジェクトの情報を参照して利用することが可能になりました。
''インスペクター画像''
&ref(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/MejBviDTcD.png, 35%)
以上で設定は完了です。
----
*３８．PlacementCharaSelectPopUp スクリプトと CharaGenerator スクリプトを修正し、DataBaseManager スクリプトからスクリプタブル・オブジェクトの情報を利用して SelectCharaDetail ゲームオブジェクトを設定する
**１．設計
DataBaseManager スクリプトにキャラ用のデータベースである CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクトを登録しました。
これでこの情報をゲーム内に運用できるようになりましたので、スクリプタブル・オブジェクトにあるキャラの情報群を利用して、キャラのボタンの設定を行う処理を実装します。
これらの実装が完成したら、前回の手順で SelectCharaDetail スクリプト内にコメントアウトしてある処理のコメントアウトを解除します。
----
**２．PlacementCharaSelectPopUp スクリプトを修正する
キャラのボタンを押すたびに、そのボタンにアタッチされている SelectCharaDetail クラス内で管理している CharaData クラスの情報をポップアップ内に反映する機能を実装します。
制御する機能が多いため、多くの変数を追加することになります。変数名とアサインするゲームオブジェクトの名称を同じにしておくと分かりやすくなります。
PlacementCharaSelectPopUp.cs
[+]
=|BOX|
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
using UnityEngine.UI;
using DG.Tweening;
public class PlacementCharaSelectPopUp : MonoBehaviour
{
[SerializeField]
private Button btnClosePopUp;
[SerializeField]
private Button btnChooseChara;
[SerializeField]
private CanvasGroup canvasGroup;
private CharaGenerator charaGenerator;
////* 新しい変数の宣言を１０こ追加 *////
// 制御を行いたい各コンポーネントの情報をアサインするための変数群を追加する
[SerializeField]
private Image imgPickupChara;
[SerializeField]
private Text txtPickupCharaName;
[SerializeField]
private Text txtPickupCharaAttackPower;
[SerializeField]
private Text txtPickupCharaAttackRangeType;
[SerializeField]
private Text txtPickupCharaCost;
[SerializeField]
private Text txtPickupCharaMAxAttackCount;
[SerializeField]
private SelectCharaDetail selectCharaDetailPrefab; // キャラのボタン用のプレファブをアサインする
[SerializeField]
private Transform selectCharaDetailTran; // キャラのボタンを生成する位置をアサインする
[SerializeField]
private List<SelectCharaDetail> selectCharaDetailsList = new List<SelectCharaDetail>(); // 生成したキャラのボタンを管理する
private CharaData chooseCharaData; // 現在選択しているキャラの情報を管理する
////* ここまで *////
/// <summary>
/// ポップアップの設定
/// </summary>
/// <param name="charaGenerator"></param>
/// <param name="haveCharaDataList"></param>
public void SetUpPlacementCharaSelectPopUp(CharaGenerator charaGenerator, List<CharaData> haveCharaDataList) { // <= ☆ 第2引数を追加します
this.charaGenerator = charaGenerator;
// TODO 他に設定項目があったら追加する
// 一度見えない状態にする
canvasGroup.alpha = 0;
// 各ボタンの操作を押せない状態にする
SwithcActivateButtons(false);
////* TODO を実装する *////
// スクリプタブル・オブジェクトに登録されているキャラ分(引数で受け取った情報)を利用して
for (int i = 0; i < haveCharaDataList.Count; i++) {
// ボタンのゲームオブジェクトを生成
SelectCharaDetail selectCharaDetail = Instantiate(selectCharaDetailPrefab, selectCharaDetailTran, false);
// ボタンのゲームオブジェクトの設定(CharaData を設定する)
selectCharaDetail.SetUpSelectCharaDetail(this, haveCharaDataList[i]);
// List に追加
selectCharaDetailsList.Add(selectCharaDetail);
// 最初に生成したボタンの場合
if (i == 0) {
// 選択しているキャラとして初期値に設定
SetSelectCharaDetail(haveCharaDataList[i]);
}
}
////* ここまで *////
// 各ボタンにメソッドを登録
btnChooseChara.onClick.AddListener(OnClickSubmitChooseChara);
btnClosePopUp.onClick.AddListener(OnClickClosePopUp);
// 各ボタンを押せる状態にする
SwithcActivateButtons(true);
}
/// <summary>
/// 各ボタンのアクティブ状態の切り替え
/// </summary>
/// <param name="isSwitch"></param>
public void SwithcActivateButtons(bool isSwitch) {
btnChooseChara.interactable = isSwitch;
btnClosePopUp.interactable = isSwitch;
}
/// <summary>
/// ポップアップの表示
/// </summary>
public void ShowPopUp() {
// TODO 各キャラのボタンの制御
// ポップアップの表示
canvasGroup.DOFade(1.0f, 0.5f);
}
/// <summary>
/// 選択しているキャラを配置するボタンを押した際の処理
/// </summary>
private void OnClickSubmitChooseChara() {
// TODO コストの支払いが可能か最終確認
// TODO 選択しているキャラの生成
// ポップアップの非表示
HidePopUp();
}
/// <summary>
/// 配置を止めるボタンを押した際の処理
/// </summary>
private void OnClickClosePopUp() {
// ポップアップの非表示
HidePopUp();
}
/// <summary>
/// ポップアップの非表示
/// </summary>
private void HidePopUp() {
// TODO 各キャラのボタンの制御
// ポップアップの非表示
canvasGroup.DOFade(0, 0.5f).OnComplete(() => charaGenerator.InactivatePlacementCharaSelectPopUp());
}
////* メソッドを１つ追加 *////
/// <summary>
/// 選択された SelectCharaDetail の情報をポップアップ内のピックアップに表示する
/// </summary>
/// <param name="charaData"></param>
public void SetSelectCharaDetail(CharaData charaData) {
chooseCharaData = charaData;
// 各値の設定
imgPickupChara.sprite = charaData.charaSprite;
txtPickupCharaName.text = charaData.charaName;
txtPickupCharaAttackPower.text = charaData.attackPower.ToString();
txtPickupCharaAttackRangeType.text = charaData.attackRange.ToString();
txtPickupCharaCost.text = charaData.cost.ToString();
txtPickupCharaMAxAttackCount.text = charaData.maxAttackCount.ToString();
}
////* ここまで *////
}
||=
[END]
スクリプトを修正したらセーブします。
続いては PlacementCharaSelectPopUp ゲームオブジェクトの設定を行いたいのですが、
今回新しく PlacementCharaSelectPopUp スクリプトの SetUpPlacementCharaSelectPopUp メソッドの引数を追加しているため、
その呼び出し命令が書いてある CharaGenerator スクリプト側にエラーが表示されます。
そのため、先に CharaGenerator スクリプトを修正し、コンパイルエラーがなくなってから、各変数にアサインを行うようにします。
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**３．CharaGenerator スクリプトを修正する
キャラを生成するための情報を List に入れて管理を行うように、変数の追加を行います。
こちらの List には、DataBaseManager クラスにある CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクトを参照して、実際に登録されている CharaData を取り込み、利用できるようにします。
この処理もメソッドとして準備しておくようにします。処理単位でまとめていくことを覚えていきましょう。
TODO の処理の実装を行いながら、CharaData を反映して配置用のキャラのデータをポップアップへと引数を利用して情報を渡すようにします。
この処理により、ポップアップ内でボタン用のデータの情報が届くようになりますので、各ボタンの情報に CharaData を１つずつ反映させてボタンを生成することが出来るようになります。
処理の全体の流れを把握しながら実装を行っていくようにしてみてください。
PlacementSelectCharaPopUp スクリプトとの繋がりをしっかりと理解しておくことが必要になります。
CharaGenerator.cs
[+] <= クリックすると開きます。
=|BOX|
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
using UnityEngine.Tilemaps;
public class CharaGenerator : MonoBehaviour
{
[SerializeField]
private GameObject charaPrefab;
[SerializeField]
private Grid grid; // Base 側の Grid を指定する
[SerializeField]
private Tilemap tilemaps; // Walk 側の Tilemap を指定する
[SerializeField]
private PlacementCharaSelectPopUp placementCharaSelectPopUpPrefab; // PlacementCharaSelectPopUp プレファブゲームオブジェクトをアサイン用
[SerializeField]
private Transform canvasTran; // PlacementCharaSelectPopUp ゲームオブジェクトの生成位置の登録用
////* 新しい変数の宣言を１つ追加 *////
[SerializeField, Header("キャラのデータリスト")]
private List<CharaData> charaDatasList = new List<CharaData>();
////* ここまで *////
private PlacementCharaSelectPopUp placementCharaSelectPopUp; // 生成された PlacementCharaSelectPopUp ゲームオブジェクトを代入するための変数
private GameManager gameManager;
private Vector3Int gridPos;
void Update()
{
// TODO 配置できる最大キャラ数に達している場合には配置できない
// 画面をタップ(マウスクリック)し、かつ、配置キャラポップアップが非表示状態なら
if (Input.GetMouseButtonDown(0) && !placementCharaSelectPopUp.gameObject.activeSelf) {
// タップ(マウスクリック)の位置を取得してワールド座標に変換し、それをさらにタイルのセル座標に変換
gridPos = grid.WorldToCell(Camera.main.ScreenToWorldPoint(Input.mousePosition));
// タップした位置のタイルのコライダーの情報を確認し、それが None であるなら
if (tilemaps.GetColliderType(gridPos) == Tile.ColliderType.None) {
// 配置キャラ選択用ポップアップの表示
ActivatePlacementCharaSelectPopUp();
}
}
}
/// <summary>
/// キャラ生成
/// </summary>
/// <param name="gridPos"></param>
private void CreateChara(Vector3Int gridPos) {
// タップした位置にキャラを生成して配置
GameObject chara = Instantiate(charaPrefab, gridPos, Quaternion.identity);
// キャラの位置がタイルの左下を 0,0 として生成しているので、タイルの中央にくるように位置を調整
chara.transform.position = new Vector2(chara.transform.position.x + 0.5f, chara.transform.position.y + 0.5f);
}
/// <summary>
/// 設定
/// </summary>
/// <param name="gameManager"></param>
/// <returns></returns>
public IEnumerator SetUpCharaGenerator(GameManager gameManager) {
this.gameManager = gameManager;
// TODO ステージのデータを取得
////* TODO の処理を実装 *////
// キャラのデータをリスト化
CreateHaveCharaDatasList();
////* ここまで *////
// キャラ配置用のポップアップの生成
yield return StartCoroutine(CreatePlacementCharaSelectPopUp());
}
/// <summary>
/// 配置キャラ選択用ポップアップ生成
/// </summary>
/// <returns></returns>
private IEnumerator CreatePlacementCharaSelectPopUp() {
// ポップアップを生成
placementCharaSelectPopUp = Instantiate(placementCharaSelectPopUpPrefab, canvasTran, false);
////* TODO の処理を実装 *////
// ポップアップの設定。キャラ設定用の情報も渡す
placementCharaSelectPopUp.SetUpPlacementCharaSelectPopUp(this, charaDatasList); // <= ☆ 第2引数を追加します
////* ここまで *////
// ポップアップを非表示にする
placementCharaSelectPopUp.gameObject.SetActive(false);
yield return null;
}
/// <summary>
/// 配置キャラ選択用のポップアップの表示
/// </summary>
public void ActivatePlacementCharaSelectPopUp() {
// TODO ゲームの進行状態をゲーム停止に変更
// TODO すべての敵の移動を一時停止
// 配置キャラ選択用のポップアップの表示
placementCharaSelectPopUp.gameObject.SetActive(true);
placementCharaSelectPopUp.ShowPopUp();
}
/// <summary>
/// 配置キャラ選択用のポップアップの非表示
/// </summary>
public void InactivatePlacementCharaSelectPopUp() {
// 配置キャラ選択用のポップアップの非表示
placementCharaSelectPopUp.gameObject.SetActive(false);
// TODO ゲームオーバーやゲームクリアではない場合
// TODO ゲームの進行状態をプレイ中に変更して、ゲーム再開
// TODO すべての敵の移動を再開
// TODO カレンシーの加算処理を再開
}
////* メソッドを１つ追加 *////
/// <summary>
/// キャラのデータをリスト化
/// </summary>
private void CreateHaveCharaDatasList() {
// CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクト内の CharaData を１つずつリストに追加
// TODO スクリプタブル・オブジェクトではなく、実際にプレイヤーが所持しているキャラの番号を元にキャラのデータのリストを作成
for (int i = 0; i < DataBaseManager.instance.charaDataSO.charaDatasList.Count; i++) {
charaDatasList.Add(DataBaseManager.instance.charaDataSO.charaDatasList[i]);
}
}
////* ここまで *////
}
||=
[END]
スクリプトを修正したら忘れずにセーブをします。
----
**４．CharaGenerator ゲームオブジェクトの確認を行う
新しく追加した CharaDatasList 変数が表示されていることを確認します。
Size は 0 のままで問題ありません。ゲームを実行した際に CreateHaveCharaDatasList() メソッドが実行されて
こちらに CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクトに登録されているすべての CharaData が順番に登録されることになります。
''インスペクター画像''
&ref(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/FbQ_wS0THX.png, 35%)
----
**５．PlacementCharaSelectPopUp ゲームオブジェクトの設定を行う
新しく宣言した変数がたくさんありますので、間違えないようにアサインを行ってください。
ゲームオブジェクトの名称と変数名を同一にしておくことにより、アサイン先を分かりやすくでき、かつ、アサイン間違えを防止することに役立ちます。
そういった部分も考えながら名称については準備してください。
''インスペクター画像''
&ref(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/NqYPgjGJrf.png, 35%)
----
**６．ゲームを実行して動作を確認する
ゲームを実行した際に、どの処理が、どのように動いていることで、ポップアップ内に
配置用のキャラのボタンが並んで生成されるようになっているのかを分かった上で確認していくようにしましょう。
CharaGenerator クラスの List には、DataBaseManager クラスの CharaDataSO スクリプタブル・オブジェクトを参照して、
登録されている CharaData の List が作成されるようになります。
この情報をポップアップに渡すことにより、ポップアップが表示された際に、同じキャラのボタンでありながらも
異なる画像や情報を持つボタンが List の数分だけ生成されていることが分かります。
PlacementSelectCharaPopUp ゲームオブジェクト内の Content ゲームオブジェクトの子オブジェクトとして
SelectCharaDetail ゲームオブジェクトが複数生成されてボタンとして表示されていますので、そちらもヒエラルキーから確認をしておくことで
スクリプトの処理を理解する助けになります。
''CharaGenerator ゲームオブジェクトのインスペクター画像''
&ref(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/VXy9XkDoMC.png, 35%)
''＜実装動画＞''
&video(https://image02.seesaawiki.jp/i/o/i-school-memo/miON0lb1yi.webm){600, 350}
----
以上でこの手順は終了です。
次は ''%%%[[手順２２ −ポップアップ内で選択しているキャラの生成処理の実装−>２Ｄタワーディフェンス 手順２２]]%%%'' です。