Unity 2018.2 以降のバージョンでは、Aspect の設定項目内に
Low Resolution Aspect Ratios が追加されています。
Low Resolution Aspect Ratios は、
ゲームの解像度を低下させるための機能です。
もしも Game ビュー全体がぼやけてしまっていたり、画像が滲んでいて正常に表示されない場合には、
Aspect の右側にある Scale slider の値を確認してください。ここの最小値(スライダーの左端)が 1.0 に設定できない場合、
この Low Resolution Aspect Ratios の機能が有効化しています。
Aspect のボタンを押し、Low Resolution Aspect Ratios のチェックを外します。
その後、Scale slider の値を左端に寄せて、1.0 に設定してください。
これで通常の解像度でのゲーム画面が表示されるようになります。
特に Unity エディターを起動するたびに Scale slider の値が変わっている場合には、
Low Resolution Aspect Ratios の機能が有効化している可能性が高いです。
なお UI で設定する文字(Text、TextMeshPro) の滲みについては、この機能だけでは修正できない場合があります。
この現象は、解像度の問題ではなく、それらのコンポーネントの設定自体に問題があり、文字が滲んでいます。
このケースの場合には、各コンポーネントの Scale やフォントを操作して修正をおこなってください。
基本的には Scale を小さくしつつ、フォントを大きめにすることで解消されます。