初心者向け問題集　ーfor文①ー - i-school

　ここでは for 文と他の処理を組み合わせてロジックを作っていく学習問題を提示します。

　特に if 文との組み合わせ、配列との組み合わせが多く利用され、複雑なロジックを構築することが出来ます。

　今回は for 自体の処理、および for 文と　if 文との組み合わせを学習します。

問題１

　プレイヤーが5回ジャンプしたら、「エネルギーが低下しました、休憩してください」と表示するプログラムを作成してください。

<= クリックすると回答のサンプルコードが表示されます

int jumpCount = 5;

for (int i = 0; i < jumpCount; i++) {
    Debug.Log("ジャンプ " + (i+1));
}

Debug.Log("エネルギーが低下しました、休憩してください");

　この問題は for 文の作成方法の問題です。

　for文を使って5回ジャンプすることを表現しています。
プレイヤーがジャンプしたらメッセージを表示します。

　また、for 文の処理の後に「エネルギーが低下しました、休憩してください」と表示します。

　for 文の処理の動作をしっかりと理解していくことが大切です。

問題２

　プレイヤーが5回ジャンプしたら、「エネルギーが低下しました、休憩してください」と表示するプログラムを作成してください。
なお、ジャンプの度にエネルギーが10消費されるとします。

<= クリックすると回答のサンプルコードが表示されます

int energy = 50; // プレイヤーの初期エネルギー

for (int i = 0; i < 5; i++) {
    energy -= 10; // ジャンプの度にエネルギーが10消費される

    if (energy <= 0) {
        Debug.Log("エネルギーが低下しました、休憩してください");
        break; // エネルギーがなくなったので、ループから抜け出します
    }
}

if (energy > 0) {
    Debug.Log("まだジャンプできます");
}

　これは、for文を利用して、複数の情報から評価するための問題です。

　このコードでは、for文を利用して5回ジャンプを繰り返し、各ジャンプでエネルギーを10消費します。
エネルギーが0以下になった場合は、「エネルギーが低下しました、休憩してください」を表示してループを終了します。
エネルギーが残っている場合は、「まだジャンプできます」を表示します。

問題３

　プレイヤーが10回ジャンプを試みますが、エネルギーが10未満の場合はジャンプできません。
エネルギーが50以下になったら、プレイヤーは休息をとります。エネルギーが0になったらジャンプをやめます。

<= クリックすると回答のサンプルコードが表示されます

int energy = 100; // プレイヤーの初期エネルギー

for (int i = 0; i < 10; i++) {
    if (energy < 10) {
        Debug.Log("エネルギーが不足しています。ジャンプできません。");
        continue;
    }

    energy -= 10; // ジャンプの度にエネルギーが10消費される

    if (energy <= 50) {
        Debug.Log("エネルギーが低下しています。休息を取りましょう。");
    }

    if (energy <= 0) {
        Debug.Log("エネルギーがなくなりました。ジャンプを止めましょう。");
        break; 
    }
}

　この問題では、for文とif文、continueとbreakの使用を学習しています。

　プレイヤーがエネルギーを消費してジャンプを試みます。
エネルギーが10未満の場合、プレイヤーはジャンプできません。
このため、if (energy < 10) の条件でジャンプをスキップし、continue を使用して次のジャンプへと進みます。

　エネルギーが50以下になると、プレイヤーは休息をとります。
これは、プレイヤーがエネルギーを回復させるための指標であるとともに、プログラムが正しく動作していることを確認するためのものです。

　最後に、エネルギーが0になったとき、プレイヤーはジャンプをやめます。これは if (energy <= 0) の条件と break を用いて実現されています。

まとめ

　プログラムのロジックは、基本的な構文の組み合わせによって作られていることがご理解できたかと思います。

　そのため、プログラムの基本となる if 文をどのように活用するのかにより、構築していく処理が無数にあります。

　基礎からしっかりと学習していくことで、自分でも処理を考えていくことが出来るようになりますので
基礎学習をおろそかにせず、すべての構文は基礎の理解がなくては作れないし、読み解けない、という認識を持つようにしてください。