UnityではTagの他にLayermask(Layer)と呼ばれるマスキング処理が設定できます。ゲームオブジェクトへの設定場所は名前の下です(Tagの左側)。
ゲームオブジェクトのLayerの設定場所(インスペクター内)
Layermaskの新規の登録方法も同じで、このゲームオブジェクトのLayer設定の部分で Add Layer を選択すれば、任意の名前でLayerを登録できます。
Layerには Layer Collision Matrix と呼ばれる設定があり、どのLayer同士が接触するのか、あるいは接触しないのか、という部分をチェックボックスで設定できます。
設定場所はUnityのメニューから Edit => Project Settings を開いてポップアップを開きます。
ポップアップの左側のメニュー内の Physics (あるいは Physics2D) を選択し、右側の詳細情報をPhysicsの内容に切り替えます。
ProjectSettingsの開き方 動画
https://gyazo.com/d441ced3cf88c346dd0c436aa34d7aef
この項目の最下段に Layer Collision Matrix の設定箇所があります。基本的にはすべてのLayer同士のチェックが入っている状態で、接触する状態になっています。
ここでLayer同士の名前を見て接触させたくないLayer同士のチェックを外します。これでこのLayer同士では接触判定が発生しなくなります。
下記の画像では、Weapon と SearchArea のLayerのチェックを外していますので、このLayer同士の間では接触判定を発生しないように設定しています。
Layer Collision Matrix画像
Layer Collision Matrixの設定を変更したら、この設定を利用したいゲームオブジェクトのLayerを変更しておきます。