i-school - 宴のParameterデータをローカルセーブ・ロードする機能の実装例
 宴アセットにおいて保存されている Parameter データをローカルセーブ・ロードする方法です。
Parameter を保持しておくことができれば、Unity 側に変数を用意しなくてもフラグなどの管理が行えます。



利用する機能

 
 Parameter データをローカルセーブ・ロードには、宴の用意している AdvEngine ゲームオブジェクトにアタッチされている AdvSaveManager クラスの機能を利用します。


参考サイト
Unity用ビジュアルノベルツール「宴」
Adv Save Manager



宴の AdvEngine 管理クラス


 宴のサイトに提示されているサンプルコードをベースにしたクラスの作成例です。
ここではゲームの開始時に、宴の起動を待ってから、Parameter の情報を取得するようにロジックを組んでいます。


SampleAdvEngineController.cs

<= クリックすると開きます。


 スクリプトを作成したらセーブします。


ゲームを実行して動作を確認する


 インスペクターに宴の Parameter の情報を表示してから、ゲームを実行します。
まずは最初に宴の会話イベントを発生させて、Parameter の値の更新を行います。
Parameter が更新されると、宴側では自動セーブが実行されます。
 
 一度、ゲームを停止して、再度、ゲームを実行します。
このタイミングで宴にセーブされている Parameter の値がロードされて復元されるかを確認します。


<ロード前(ゲーム実行前)のインスペクター画像>



<ロード後(ゲーム実行後)のインスペクター画像>




 以上になります。