ボムのゲームオブジェクトも干支のゲームオブジェクトと同じように、Canvas 内に配置します。
Canvas の EtoSetTran の子オブジェクトとして生成され、Image によってボム用の画像を持ちます。
他の干支と接触するようにコライダーを持っていますし、重力に合わせて落下するため、Rigidbody も持っています。
つまり、干支とほとんど同じ機能を有していることが分かります。
こういったケースにおいては、同じものを最初から作るのではなく、すでにあるプレハブを活用することで効率的なゲームオブジェクトの制作が可能になります。
早速 Eto プレハブを活用して、ボムのゲームオブジェクトを作成しましょう。
ヒエラルキーの EtoSetTran ゲームオブジェクトの子オブジェクトとして Eto プレハブをドラッグアンドドロップして配置します。
ヒエラルキー画像
その後、右クリックをしてメニューを表示し、
Prefab → Unpack Completely を選択してプレハブ状態を解除(アンパック)し、通常のゲームオブジェクトに戻します。
この際、元の Eto プレハブはそのままプロジェクト内に残っていますので、心配はありません。
アンパックした Eto ゲームオブジェクトの名前を Bomb に変更します。
また、Image コンポーネントの Source Image の部分に、先ほどインポートしたボム用の画像をアサインして画像を変更します。
もしも画像の位置が上手く真ん中にこない場合には、子オブジェクトとして Image ゲームオブジェクトを新しく作成し、そちらで画像を設定してください。
<Image の位置がゲームオブジェクトの真ん中にくる場合>
Image の位置がゲームオブジェクトの真ん中にこない場合、子オブジェクトの Image を使って画像を真ん中に合わせます。
この場合、親オブジェクトの Image は None にし、Alpha を 0 にして、透明な画像として配置しておきます。
次に Button をアタッチしますので、Image コンポーネント自体は削除しないでください。
親オブジェクト
親オブジェクト
Image は None にし、Alpha を 0 にして、透明な画像とする
子オブジェクト
子オブジェクト
このように階層構造を活用することで、画像の位置だけを調整してゲームオブジェクトを作成することが出来ます。