i-school - パズルゲーム 手順1
 以下の内容で順番に実装を進めていきます。
手順1、2では、パズルゲームのベース部分を作成していきます。

 1.新しいプロジェクトを作成する
 2.ゲームシーンを作成する
 3.ヒエラルキー上にCanvasを設置する



1.新しいプロジェクトを作成する


 Unityにて新しいプロジェクトを作成します。

 UnityHubを起動し、新規作成ボタンを選択します。
新規作成ボタンを押す前に、右隣にある矢印のプルダウンメニューボタンを押すと、新規作成するUnityのバージョンを指定できます。
バージョンは2019.4、あるいは2020.1を選択してください。
 製作するPlatformはAndroid、またはiOSにて設定しましょう。

 新規作成用のポップアップが開いたら、テンプレートでは「2D」を選択、プロジェクト名は「PuzzleGame」に変更して、右下の作成ボタンを押します。




2.ゲームシーンを作成する


 Unityが起動したら、左上のメニューより File => Save As... を選択して現在表示されているSampleシーンに名前を付け直して保存をします。
Battle、Main などのわかりやすい名前に変更しておきましょう。

 シーン名を変更するとヒエラルキー上にあるシーンの名前にも変更が反映されますので、保存した名前のシーン名になっているか、確認をしましょう。




3.ヒエラルキー上にCanvasを設置する


 今回のゲームではCanvas内にゲームオブジェクトを配置してゲームを製作していきますので、このCanvasがメインの製作場所となります。
最初に、Directinal Lightゲームオブジェクトは不要ですので、こちらはヒエラルキー上から削除してください。


 ヒエラルキー上にてゲームオブジェクトのない位置でメニューを表示し(Windowは右マウスボタンをクリック)、UI => Canvas を選択してCanvasを作成しましょう。
一緒にEventSystemも作成されます(タップ感知などを行うものなので、削除しないでください。)

作成手順動画
https://gyazo.com/133fd5ee609e1137176318539a387004


 ヒエラルキーにあるCanvasゲームオブジェクトを左クリックして、インスペクターに情報を表示させます。

 Canvasコンポーネントを確認して、Render Mode を ScreenSpace - Camera に変更します。
すぐ下にアサインできる場所ができますので、こちらにヒエラルキー上にあるMain Cameraゲームオブジェクトをドラッグアンドドロップしてアサインします。
この設定によりMainCameraの映している画面がゲーム画面として利用されるようになります。

アサイン手順動画(アサインはヒエラルキー上にあるゲームオブジェクトを指定します)
https://gyazo.com/81ccd648646961489098c8bb47556514


 同じくCanvasゲームオブジェクトの持つCanvasScalerコンポーネントを確認して、UI Scale Mode を Scale with Screen Size に変更します。
Reference Resolusion の X と Y は自分のスマホの解像度で設定しておきましょう。画像はiPhone 11 の設定の場合です。


 上記の手順を行ったあとのCanvasゲームオブジェクトのインスペクターの画像です。



 ここまでのヒエラルキーの画面ショットです。




 以上でこの手順は終了です。

 次は 手順2 です。