プレハブを利用することで、ゲーム実行時にアイテムなどのゲームオブジェクトを動的に生成することができます。
これを「一定時間が経過するごとに、ランダムな位置にアイテムを生成する」というロジックを考え、プログラムすることで、アイテムの自動生成機能を作ることが出来ます。
同じ位置にアイテムが出現しないことで、プレイヤーには移動する楽しみが生まれます。
また広大なステージであればどの位置に自動生成しても問題がありませんが、そうではないことが多いため、
基本的には「制限範囲内でランダムな位置」でかつ、「プレイヤーの取れる位置に」アイテムを作り出す必要があります。
<ロジックの考え方>
・ゲーム内で一定の時間が経過する
↓
・アイテムを1つランダムな位置に生成する → 制限範囲内でランダムな位置
↓
・このとき、ステージ外部や、プレイヤーの移動できない位置に生成されてしまった場合、自動的に位置を補正してプレイヤーの取れる位置にする
このサイクルのみでアイテムの自動生成機能は動いています。
こういったプログラムの自動サイクル化による設計方法、それをゲーム内に活用していく方法を学習します。
多くのゲームはこういったパターンで、
自動化されたサイクルをロジックとして組み込んで動いているという、イメージをつかんでください。
プログラムは
それを可能にするための手段です。それを作成するのがプログラマーのエンジニアとしての仕事・役割になります。
設計の項目については、以上になります。詳細については実装する際の手順内にて説明を補記していきます。
また、これら以外にも用意するべきものがあるのであれば、それらも考えておきましょう。
以上でこの手順は終了です。
=> 次は
実装手順を考える? です。