imgGemIcon ゲームオブジェクトの上で右クリックをしてメニューを開き、UI => Text を選択します。
Textコンポーネントがアタッチされたゲームオブジェクトが作成されますので、
名前を txtScore に変更します。
txtScore ゲームオブジェクトは、
画面上にスコアの値を表示する役割を持ちます。
このゲームオブジェクトの Text コンポーネントの機能を利用して、画面上に獲得しているポイント数をスコアとして表示・更新していきます。
txtScore ゲームオブジェクト ヒエラルキー画像
まず最初に、txtScore ゲームオブジェクトを選択し、RectTransform コンポーネント内の設定を2つ行います。
Width 850、
Height 600 に設定してください。
Scale を (0.3, 0.3, 0.3) に変更してください。
このサイズを調整することで、文字がにじむのを防ぐことが出来ます。なお位置については、文字の設定を決めてから調整します。
次は表示する文字の設定をしますので、
Textコンポーネント の Text プロパティ欄に 0 と入力してください。
ここにはゲーム中にスクリプトを利用して、
動的にスコアの値が表示されます。数字は4〜5桁位まで入ることを想定しておきましょう。
フォントのサイズは点数が目立つように
少し大きめがいいでしょう。250 〜 300 位の範囲で設定してください。
フォントを大きくした際に画面から消えてしまうことがありますが、それはゲームオブジェクトのサイズが小さいためです。
その場合には Width と Height を調整してください。
フォントは初期設定のままで構いませんが、任意のフォントを選択してください。
インポートしたフォントがある場合には、そちらを試してみてください。複数のフォントをインポートしておくと比較できます。
文字の位置は中央・左寄せに設定しています。
また Image コンポーネントと同じように、こちらからも
RaycastTarget のチェックも外してください。
最後に Sceneビューと RectTransform の Position の値を調整して、
適宜な位置に設置してください。
Gameビューで実際にどのように画面に映るか確認することも必要です。下記の画像も参考してください。
imgGemIcon ゲームオブジェクトと高さの位置を合わせるようにしましょう。
txtScore ゲームオブジェクト インスペクター画像
txtScore ゲームオブジェクト Sceneビュー画像
txtScore ゲームオブジェクト Gameビュー画像(初期フォント)
txtScore ゲームオブジェクト Gameビュー画像(フォントを変えた場合)
Game ビューを比較するとわかるように、
フォントの違いがゲーム画面に与える影響はとても大きいです。
フォントはいつでもインポート出来ますので、完成してからでも色々なフォントを試してみるとよい学習になります。
以上の手順でスコア表示用のゲームオブジェクト群は完成です。
抜かしている手順がないか、見直しておきましょう。
また今後は自分で UI を作成していく際には、このように順番に組み立てて作っていくように覚えておいてください。
以上でこの手順は終了です。
=> 次は
手順15 ーゲーム画面のスコア表示を更新する機能の追加ー です。