i-school - 3Dトップビューアクション 手順4
 プレイヤー用のキャラクターとして利用するアセットを導入します。

手順4 ープレイヤー用のアセットのインポートー



 ・



1.設計


 最初にプレイヤーの分身となる3Dキャラクターのゲームオブジェクトをゲーム画面に配置します。
その後、次の手順において移動用のスクリプトを作成して、プレイヤーの移動を実装します。

 今回は Unity 公式のアセットから UnityChan モデルを利用します。
ほかのアセットを利用しても問題ありません。製作しようとしているゲームの世界観にあったものを利用するようにしてください。


2.プレイヤー用のゲームオブジェクトのインポートと配置を行う

 
 プレイヤー用ゲームオブジェクトを作成します。

 アセットストアや、無料の3Dモデルサイトなどからゲームに利用したいキャラクターのモデルをダウンロードして、Unity にインポートします。

 今回の制作例では、Unity 公式キャラクターである UnityChan のデータを利用しています。
そちらを利用する場合には、下記の公式サイトより、必要なデータをダウンロードして Unity へインポートしてください。

UNITY-CHAN! OFFICIAL WEBSITE
https://unity-chan.com/

 
 色々な種類の Unity ちゃんのモデルや、他のキャラクターのモデルもありますので、自分の世界観に見合ったものを利用しましょう。


ノーマル



デフォルメ



ローポリ




 続いて、Sceneビュー 内にインポートしたゲームオブジェクトをドラッグアンドドロップして配置します。
ヒエラルキーに設置してもいいです。

 Unity ちゃんの場合には、Prefabs フォルダ内にある Unitychan ゲームオブジェクトをドラッグアンドドロップしてください。
それ以外のアセットの場合にも大体 Prefabs フォルダがあり、その中に用意されているモデルのゲームオブジェクトを利用するといいでしょう。


ファイルのパス
Assets/UnityChan/Prefabs/unitychan.prefab
 

フォルダ画像



インスペクター画像




3.プレイヤー用のゲームオブジェクトの設定を行う


 ヒエラルキーでプレイヤー用のゲームオブジェクトを選択し、インスペクターに情報を表示します。
物理演算を利用するため、インスペクターの一番下にある Add Component ボタンを押下して、Rigidbody コンポーネントと CapsuleCollider コンポーネントを追加します。


参考例 インスペクター画像



 上記画像の補足としまして、Unitychan のモデルによっては SpringManager コンポーネントや、Auto Blink コンポーネントといったものがアタッチされている場合もありますが、
これらはなくても問題ありません。アタッチされている場合には、そのまま初期設定のままで問題ありません。

 また、Transform コンポーネントの Position の値については、自分がゲーム内に配置した位置情報が設定されていますので、
この画像のインスペクターの値にする必要はありません。(あくまでも参考例です。)



 続いて、追加したコンポーネントの設定を行います。

 Rigidbody コンポーネント内にある Constraints の設定を行い、物理演算時にゲームオブジェクトが自分の力で回転してしまわないように
Freeze Rotation の各項目(X、Y、Z)にチェックを入れます。Freeze Position の方ではないため、気を付けてください。

 CapsuleCollider コンポーネント内の Edit Collider のボタンを押すと、Sceneビュー 内にコライダーが可視化されて、ドラッグアンドドロップでサイズを変更出来るようになります。
キャラのモデルに合った形状に調整を行ってください。



 以上でこの手順は終了です。

 => 次は 手順5 ープレイヤーの移動機能の実装ー です。