アニメーションの遷移用の条件が用意できました。次は、この条件をアニメーションの遷移の中に設定していきます。
idle ステートから stan ステートへと伸びている矢印をクリックしてください。
idle => stan トランジション Animatorビュー画像
矢印を
トランジションといいます。この作成されたトランジションを左クリックで選択すると、画像のように矢印が青くなり、選択されている状態になります。
またインスペクターに、トランジションの情報が表示されます。
idle => stan トランジション インスペクター画像
Conditions という項目があり、ここに
アニメーションとアニメーションの遷移条件を設定することが出来ます。
Conditionsの右下にあるプラスボタンを押してください。上に項目が追加されて、先ほど作成したパラメータを選択出来るようになります。
Prone を選択して、その横の条件を true に設定してください。
この条件では、bool 型の命令で Prone が実行されたとき、その値が true であった場合には、ステートを idle => stan に遷移させるというものです。
ここに条件を設定しておくことで、スクリプトから遷移命令を出してアニメーションを遷移させることが出来るようになります。
また
Has Exit Time という項目がありますので、そちらのチェックを外しておいてください。
続いて反対に、stan ステートから idle ステートへと伸びている矢印をクリックしてください。
stan => idle トランジション Animatorビュー画像
このトランジションを左クリックで選択すると、インスペクターに遷移情報が表示されます。
Conditions の項目に、先ほどと同じようにパラメータの条件を設定します。
Conditionsの右下にあるプラスボタンを押してください。上に項目が追加されて、先ほど作成したパラメータを選択出来るようになります。
Prone を選択して、その横の条件を false と設定してください。
この条件では、bool 型の命令で Prone が実行されたとき、その値が false であった場合には、ステートを stan => idle に遷移させるというものです。
こちらも先ほどと同様で、ここに条件を設定しておくことで、スクリプトから遷移命令を出してアニメーションを遷移させることが出来るようになります。
stan => idle トランジション インスペクター画像
以上で Animatorビューとステート遷移の設定は完了です。
次の手順で、PlayerController スクリプトからこのステート遷移の命令を出せるように処理を追加します。