アニメのファイルである AnimationClip ですが、こちらは
State という情報の Motion に1つだけ登録することが出来ます。
この
State 間を遷移して、アニメの切り替えを行っています。
このとき、
State には遷移するための条件を設定しておくことが出来ます。(無条件も可能です)
例えば、どういった状態になったときに、このアニメの再生をしてほしい、という情報を Animator ビュー内で
事前に登録しておくことにより、
その条件式をスクリプト内で制御し、アニメの再生と同期させることが出来るようになっています。
今回は、
キャラの移動のキー入力に合わせて、アニメの再生を制御する設計にしますので、
キー入力と同じように、
X 軸と Y 軸の情報を条件式として用意するようにします。
条件式として、Animator では、
Parameter(パラメータ) を作成して、設定することが出来ます。。
パラメータとは
アニメーションの再生の状態を設定するものです。4つの種類があり、今回は
Float 型を新しく作成します。
Animatorビューのすぐ下に
Parameters という項目がありますので、その中にあるプラスボタンを選択し、Float を選択してください。
Parameters画像
<手順動画 パラメータの登録>
https://gyazo.com/63c7dac793d657c067a1b27afdad7c81
Parametersの中に新しいパラメータが作成されますので、
名前を Look X に変更してください。
Float型の場合、名前の右側に 0.0 という数字が表示されます。(この部分が型によって変化し、種類の特定が容易になっています)
同じ手順で、もう一度プラスボタンを選択し、同じく Float を選択してください。
Parametersの中に新しいパラメータが作成されますので、
名前を Look Y に変更してください。
Parametersにパラメータを追加した後の画像