Virtual Camera がプレイヤーキャラの移動に合わせて追従するようになりました。
そのためプレイヤーキャラを常にゲーム画面の中央位置に映した状態でゲームが進行するようになりました。
実際にプレイヤーキャラを移動していて、カメラの制御に問題があることに気づいたと思います。
プレイヤーキャラをゲーム画面の端まで移動した際に、プレイヤーキャラを中心にカメラが移動していることにより、
ゲーム画面内に、作りこんでいない部分が映りこんでしまっています。
Game ビュー画像(画面下部にゲームのタイルのない背景部分が見えてしまっている)
このままですとゲーム画面には映したくない部分まで映ってしまうことになりますので、
この部分を制御する処理を考えて実装します。
対応方法はいくつかありますが、今回は Cinemachine のカメラを利用していますので、こちらの
可動範囲を制限する処理によって対応しようと思います。
具体的には、ゲーム画面に映したい大きさでコライダーを作成して、そのコライダーの内側に
Cinemachine のカメラを閉じ込める機能を利用することにより、
プレイヤーキャラがゲーム画面の端まで移動した際には、カメラの移動がコライダーの範囲内で移動を制限し、ゲーム画面外を映さないように制御を施していきます。
<実装動画>
動画ファイルへのリンク
上記の動画の Sceneビュー を確認してください。
白い長方形がカメラの映している範囲です。
プレイヤーキャラが画面の下まで移動すると
カメラが画面外には移動せずに、
プレイヤーキャラのみがカメラの範囲内で移動し、
カメラはコライダーの設定した範囲内で収まっています。
そして、プレイヤーキャラが画面内に再度移動することに合わせて、また
プレイヤーキャラを画面の中央に沿えてカメラの移動が始まっています。
この機能を実装します。